純支払利息比率の説明と改善


純支払利息比率とは

経営事項審査のY評点指標の1つである純支払利息比率について説明します。

計算式

純支払利息比率は以下のように計算します。

(支払利息-受取利息配当金)/売上高×100

点数

純支払利息比率は上限を5.1%、下限を-0.3%とします。その値をもとに経営状況点数(A)を以下のように計算します。

経営状況点数(A) =-0.4650×(X1)-0.0508×(X2)+0.0264×(X3)+0.0277×(X4)+0.0011×(X5)+0.0089×(X6)+0.0818×(X7) +0.0172×(X8)+0.1906 (小数点第3位を四捨五入)

上記のX1が純支払利息比率ということになります。1%改善すれば0.4650だけ経営状況点数(A)が改善します。

そこからさらに下記の計算によってY評点を計算します。

経営状況の評点(Y) = 167.3×A +583 (小数点第1位を四捨五)

さきほどの0.4650と167.3を掛けますとおよそ77点の改善となります。

純支払利息比率の改善

前述の通り、純支払利息比率を1%改善すればY評点がおよそ77点改善することになります。それではどのように改善すればいいでしょうか。

支払利息を減らす

支払利息を減らすことが第一です。主な方策は以下のようになります。

  • 返済する
  • 返済と共に追加の借入を防ぐために資金繰り管理を実施する
  • 工事の立替資金を融資に頼らないようにするため、着手金、中間金等を請求できる契約にする
  • より安い金利で調達できるのであれば借り換え等を検討する

売上高の上昇による影響

この比率の分母は売上高ですから、売上高を増やせば相対的にこの値は小さくなります。売上高を増やすための方策はすべて効果的であるといえます。