社員の給与と経営事項審査の評点の関係について


質問

経営状況が思わしくなく、社員の同意を得たうえで賃金カットを計画しています。その場合に経営事項審査の点数は悪くなってしまうのでしょうか。

回答

経営事項審査では技術職員名簿に記載する技術者の恒常的雇用・常時雇用が求められます。そのなかで役員報酬や給与が著しく低い場合は恒常的雇用・常時雇用としては認められません。

役員の場合はそれでも経営のために役員報酬をカットしたり、あるいは無報酬で経営に携わる場合も考えられます。そのため、住民税課税証明書などを提示し他の就労所得が無いと認められれば恒常的雇用・常時雇用として認めてもらえます。

役員以外の一般の従業員の場合、例えば大阪府でしたら月額10万円を下回ると恒常的雇用・常時雇用として認められないということになっています。その金額は最低賃金でフルタイム働くと得られる賃金に近い金額になっています。

上記の点を考慮して賃金を決めて下さい。