社長宅の工事は工事経歴書に掲載可能か?


質問

社長宅の増改築を企業として受注し工事を施工しました。その工事は工事経歴書に掲載可能でしょうか。

回答

工事契約として有効であり、すでに完了しているのであれば掲載可能です。

工事契約として有効かどうかについては次のように確認してください。

契約ですが、社長個人と企業の契約は利益相反取引となります。
※社長としては安く工事してもらった方がよいが、その行為が企業の利益を圧迫するからです。
ですからそうした取引を行う場合には、取締役会の承認が必要です。取締役会の承認があれば株主総会の同意は不要です。また中小企業でありがちな会社形態で社長が100%株主の場合なども不要です。

ただ、その手続きを取っていないからといって契約が無効ということではありません。有効な契約として進めて下さい。
※ただ利益相反取引(不当に安い金額で工事をしてもらった場合など)に該当する場合は、社長自身がその企業に対して損害賠償責任を負う事になります。