コンクリート橋脚の工事を請け負いましたが、型枠組立とコンクリート打設のみを下請業者に発注する場合、その下請業者が必要な許可は何でしょうか?


質問

コンクリート橋脚の工事を請け負いましたが、型枠組立とコンクリート打設のみを下請業者に発注する場合、その下請業者が必要な許可は何でしょうか?

回答

型枠組立は「大工工事業」でコンクリート打設は「とび・土工工事業」となります。

複数の工種が組み合わさっている場合、どちらが主体で、どちらが附帯工事なのかがポイントになります。附帯工事については許可は必要ありません。

附帯工事と判断されるのは以下の2つの条件があります。

  • 一連の工事又は一体の工事として施工する他の工事
  • 本体工事を施工した結果、発生した工事又は本体工事を施工するにあたり必要な他の工事

下請業者への発注内容の内訳で型枠組立の方が大きければコンクリート打設部分は付帯工事となり「大工工事業」の許可が必要となります。逆にコンクリート打設部分が大きければ型枠組立の方は付帯工事となり「とび・土工工事業」の許可が必要となります。

もちろん両方の許可を持っていれば問題ありませんが、どちらか一方の場合は上記のように判断してください。

塗装工事で足場の組み立ても行ったが、「塗装工事」と「とび・土工・コンクリート工事」のどちらに算入するのか?


質問

塗装工事で足場の組み立ても行ったが、完成工事高は「塗装工事」と「とび・土工・コンクリート工事」のどちらに算入するのか?

回答

塗装工事に算入します。足場の組立て自体は、とび・土工・コンクリート工事に該当しますが、塗装工事に附帯する工事と判断されるため、とび・土工・コンクリート工事に計上することはできません。

附帯工事とは主な建設工事を施工するために生じた他の工事のことです。例えば、屋根工事の施工に伴う塗装工事、建具工事の施工に伴う左官工事などが該当します。