質問
特定許可の財産的基礎の要件を満たさなくなってしまったら、特定の許可は取り消されてしまうのでしょうか?
回答
特定許可の場合は、以下のように一般とは異なる財産的基礎の要件が課されています。
特定建設業における財産的基礎
- 欠損の額が資本金の額の20%を超えていないこと。
- 流動比率が75%以上であること。
- 資本金の額が2,000万円以上であること。
- 自己資本の額が4,000万円以上であること。
これらの要件は許可申請を行う際の直近の決算で満たしている必要があります。
それをクリアすると次の申請は更新申請であって5年後です。その5年後の決算でも同条件を満たしている必要があります。それが無ければ一般許可となってしまいます。
5年間の途中の決算で一時的に条件を満たさないことがあっても、特定許可が取り消されるわけではありません。